お金を借りる

デザイン事務所を経営する義理両親

彼女とは1年ぐらいの同棲生活を経て、晴れて結婚することが正式に決定しました。彼女のカードローンの残金もほぼなくなっていましたので。

 

でも、試練というか悩み事は次々と襲ってきたのです。

 

彼女の家はデザイン事務所を経営しているのですが、だいぶ昔はうまく経営できていたようなのですが、この10年ぐらいは最悪な状態が続いていたようでした。最悪な状態になったというよりも、僕から見れば義理父が遊びすぎていてダメにしたという感じなんですけど・・・。

 

義理母がほぼ一人で必死で働いているという状況でした。

 

そんな義理母は僕に、自分がお金には苦労した経験から、「自営業ならば1,000万円ぐらいは貯金しときなさい。じゃないと将来が不安だから。」って結構説教されたことがあります。

 

あと、マンションを買おうとした時も、「今買わなくてもお金を貯めてから買いなさい。」と、2時間ぐらい説教されました。

 

説教されたといっても、自分が苦労した経験から言ってくれているので、非常に有難いことです。僕らのことを心配してのことなので。

 

ただ、会うたびに自分が今どれだけ大変かというのを言ってくるのを聞くのはつらかったです。じゃあ、やめればいいじゃん。としか思えませんから。もう子供は二人とも一人立ちしていますからね。義理兄は実家ではすんでいますけど・・・。

 

 

義理母が20万円を借りに

 

そんな感じで、義理母にお金を貯めろ!的な事をこんこんと言われつつ、彼女のカードローンの支払いも終わったころに、義理両親のデザイン事務所の経営がより悪化したようでした。

 

で、義理両親はなぜか彼女を連れて、義理父の母親、姉のところにお金を借りに行きます。義理父の母親、姉は他県に住んでいて、車で5時間近くかかるところに住んでいます。

 

義理父はほとんど交流がないくせに、お金に困った時だけ借りに行きます。娘が一緒に行くと、行きやすいというところもあって連れて行ったんでしょうね。

 

でも、もうあきれられている存在だし、今まで貸しても返ってこないというのもあってか、今回ばかりは相手にしてもらえなかったようで、そのままとんぼ返りしてきました。

 

で、次の日に義理母が僕のところに来て正座して「20万円かして下さい。。」というのです。

 

あれだけ僕に貯金しろって言っていたのに・・・。

 

僕的には、もう家族になるんだから困ったときは助ける気です。ただ、誰が見てもダメな会社を延命させるためにお金は貸したくありません。

 

会社をたたんで新たな再出発を切るためのお金ならば喜んで貸す気でいました。僕の会社はそれなりにうまくいっていたので、それなりの資金は貯めていましたから。

 

でも、義理母は「20万円あればうまく回りだす。」的な事を繰り返し言います。

 

20万円あってうまく回りだす会社なんてありえないだろ…。

 

あと、義理母曰く、「私は、仕事ばかりしてきた人間で、子供たちとの思い出というのもあの家での出来事しかない。なので、あの家というか会社を絶対に守りたい」と言われました。

 

そんなこと言われるとちょっと涙腺が緩みます。

 

そんなことから、とりあえず20万円を貸すことに決めたのです。

 

で、来月から5万円を4回にわたって返済するとのことになりました。

 

 

借りたまま

 

貸してその次の月には、約束どうり5万円を返してくれました。

 

ですが、その次の月からは、何も言うことなくなかったかのような感じになっていきました。

 

僕からも言い出すことはできないですし、彼女もなかなか気を使って言い出せません。ずーっと、お金がないお金がないって言われ続けて、生きてきましたから、両親にお金のことに関してはかなり気を使っています。

 

僕と、自分の両親の間に挟まれて、かなりつらかったことでしょう。

 

正直、僕は返してほしいというのではなく、何かしら言ってくれれば気分は収まります。「今月ちょっときついんだ。ごめんね。」とかって。

 

タバコをぷかぷか毎日、義理両親二人で5箱近く吸いながら、僕が貸したお金については何も触れません。

 

 

人間ってこんなものか…。って思いました。

 

 

祖父母からのご祝儀

 

義理の両親に20万円を貸して、その後何もなかったかのような感じで過ごされたので、ちょっとショックを受けていたのですが、よりショックを受けるような出来事が・・・。
彼女の母親の父親である祖父は、話を聞くところ彼女にホントに良くしてくれたみたいです。

 

彼女が高校生の修学旅行の時に母親にお小遣いをもらおうとすると「お金がない」って言われて、修学旅行にお小遣いを持っていけないのを知って、彼女にこっそり2万円ほどくれたり。お金の面だけでなく、小さいころからいろいろ連れて行ってもらって可愛がってもらっていたようです。

 

そんな祖父ですが、がんを患っていて、結婚が決まったころには、結構体が大変な状態にありました。息するのも結構苦しそうで。

 

そんな中でも孫娘にお祝いを渡したいと、彼女の実家まで駆けつけてくれたのです。

 

で、僕らも彼女の実家に行っていたのですが、祖父の方が早くついて、ご祝儀を2階にある仏壇に飾ったようでした。義理母にだけ言って・・・。

 

その後、僕らもついて祖父といろいろ話していていました。義理母はいつものごとく、自宅にある事務所に行って仕事をしています。

 

そんな時に「ご祝儀をお母さんに渡してるから。」と言われたので、「ありがとうございます。」と言いました。

 

祖父もちょっと体が辛そうなので、早いうちに家に帰りました。

 

その後、義理母とかと話したりしていたのですが、全くご祝儀の話は無し・・・。

 

悪いいいかたをすれば、パクッたのです。義理母に渡したといった時点で、ヤバいなと僕ら二人思ったのですが、思いはむなしくも当たり、義理母はご祝儀のことについてはその後触れてきませんでした。

 

20万円借りに来て、20万円あればうまく回っていくって言っていたのに、結局うまくいっていなくてお金に困っているのです。

 

それにしてもご祝儀を取るなんて最低だなと思いました。

 

その後、2か月ぐらいで祖父は亡くなってしまいました。

 

半年後ぐらいにあった結婚式が終わってから、ご祝儀を渡していないと知った祖母が怒って義理母に言ったのがきっかけとなり、「ご祝儀だって。」と言って何もなかったかのごとく渡してきました。

 

しかも、中身を見るとクシャクシャな1万円札が10万円入っていたのです。

 

パクッたことを、なかったことにしたいのならば、新札ぐらいに変えとけよ…。

 

 

本気で殴ってやりたかったです・・・。

 

 

義理両親が二人で100万円を借りに

 

最初に20万円を貸してから、1年ちょっと経った頃、デザイン事務所の経営がまたもや悪化している状態になっていました。

 

義理兄は実家で暮らしているのですが、その義理兄から妹である僕の奥さんに、「また、お前のところにお金を借りに行こうとしている。」ということをこっそり知らされました。

 

奥さん的にももう僕と両親の間に挟まれるのは嫌だし、お金を借りてもプカプカタバコを吸ったりのみに行ったりしているのが許せなかったので、絶対に来てほしくない状態でした。

 

なので、そのことを知った夜に車で実家に戻り、「お金を借りに来るのはやめて!」「彼と私との関係がダメになる!」と、泣いて頼みに言ったのです。義理父は、娘が泣いてきたのに驚いたのか「分かった」と言い、義理母も後ろでうなづいていたようです。

 

これでよかったと思っていたのですが、2日後の昼過ぎに家のチャイムが・・・。見てみると義理両親二人でいます。

 

 

結局か…。

 

 

結局借りに来たのです・・・。

 

 

このデザイン事務所は、だれがどう見ても経営がダメな状態です・・・。早く潰れて新たな再出発を着るべきなのです。その時のお金ならば喜んで出して協力するといっているのに!!

 

義理父は裸足でみすぼらしい恰好をしてきて、義理母はソファーに座らず正座して。二人して僕に敬語・・・。なんなんだこの状態は・・・。

 

で、今度は「100万円貸してくれ」って。ホントなんなんだ…。

 

いつものごとく「100万円があったらうまく回りだすから。」「潰れた時に再出発の協力しなくていいから、今協力してくれ。」「利息を付けて返すから。」って。

 

 

もう嫌だこの人たち・・・。

 

 

と思ってしまったけど、横ではより辛そうな奥さんが。こんなみすぼらしい感じで自分の親がお金を借りに来たのだから、すぐにでも泣き出したかったでしょう。

 

2日前に、奥さんが泣いてこないでくれって言ったのはなんだったんだ…。

 

結局この人たち自分が助かればいいんだな。

 

 

 

正直、この空間からいち早く脱出したくて、これが最後ということで100万円を貸すことに。。あと、お金がなくてかりに来ているんだからタバコぐらいはやめて下さいと言いました。

 

タバコを止めるということを了解してもらい、一応毎月3万円づつ返すといって帰っていきました。まあ、うそでしょうけど・・・。

 

案の定、次の月は3万円もらいましたけど、その後は全くそのことに触れません・・・。奥さんの両親でなければ、二度と顔も見たくないと思っていました。

 

で、やめるといっていたタバコも2週間で僕にこっそり復活していたようです。義理兄が吸ってるって言ってきました。

 

 

はぁ〜〜。

 

 

自宅を売りつけられようとした

 

100万円貸したのち、結局またいつもと変わらず、過ごし1年が経過しました。

 

その頃から、やたら娘である僕の奥さんに僕がいないところで「給料はいくらもらっているんだ?」って聞いてきていたようです。僕はインターネットビジネスで起業していて、奥さんにも協力してもらっているので、給料として支払っています。

 

その給料がいくらかとやたら聞いてくるらしいのです。奥さんは、なんかおかしいなと思って「そんなの言わないよ。」と言ってかわしていたようです。

 

そんなある日、夜ご飯を食べてトランスフォーマーを見ていた時、奥さんに義理母から連絡があって、今からちょっと家に来るとのことでした。

 

若干嫌な予感もしつつ来て話していると、知り合いに言われたんだけど、自宅が1,200万円以上で売れるらしいと。

 

また、何言ってんだと僕が不機嫌そうな顔をしたのを見てか、話が若干変わっていって、義理父は何もわかってないし、自分はかなり大変だといういつもと同じ話が始まりました。

 

毎回同じなんですが、僕らの前で義理父のことを悪くののしるくせに、結局義理父のことが好きで好きでたまらないというのがだれが見てもわかるのです。「離婚届書いているからいつでも出せるのよ。」って、いっつも言ってます。

 

 

僕もイライラしていたので、

 

「じゃあ、お義母さんはこれからどうしたいんですか??仕事辞めて一からやり直したいんですか、それともお義父さんとずっとやっていきたいんですか??いい加減本当のこと言ってください!!」

 

 

って聞くと、

 

「自分でどうしたいかわからない。私はずっと仕事だけしてきた人間だから、そんなこと言われてもわからない。」

 

って。なんだコイツは!!お義母さんだけど、もう「コイツ」って感じになってきます。

 

 

でも、奥さんの母親です・・・。

 

 

もう最後だと思い、

 

「会社を清算して一からやり直すのならば手を貸します。明日一度弁護士のところに相談しに行きましょう!」

 

と。

 

すると、若干言葉を濁しつつも分かったとのことで、帰って行きました。

 

 

で、次の日に電話しても出ない・・・。16時ぐらいを過ぎてからかかってきて、疲れててずっと寝てた…。って明らかな嘘。

 

その後僕の方にメールがあって、結局家が売れる間150万借りたくて行っただけだと。弁護士のところなんか連れて行ってほしくないと。なんなら、娘に家を買ってほしいと。

 

もう、こんな人とは付き合えません。奥さんももう縁を切りたいということになったので、もうその後連絡も取っていませんし、かかっても来ません。

 

どんなに自分が思っても、その思いを無駄にする人っていますね。借金が人を狂わせてしまったのかもしれませんが。