お金を借りる

母親の借金体験談

母親の借金が発覚

 

母親の借金が発覚したのは、僕が25歳ごろだったと思います。大学を卒業して保険代理店で勤めた後、インターネットビジネスで自営業として開業して間もないころでした。

 

それまでの僕の家がどういう状態かというと、家族は、祖父、祖母、父親、母親、姉、僕の6人家族で、僕が小学生低学年のころまでは、一般的などこにでもある幸せな家庭だったと思います。

 

しかし、父親が腰の手術ミスを経験して働けない状態となってしまったので、それからは、母親が一人で働いて家計を支えているということになりました。

 

最初は工場とかで働いていたのですが、手取り15万円程度をもらっても、僕たち6人家族を養っていくことはできなかったので、いつしか夜のお店(スナック)というものを経営することになっていました。

 

もうこのころからすでに借金は始まっていたのだと思います。

 

ただ、僕たち家族には絶対に弱みを見せないというか、お金に困っている素振りすら見せない母親でした。ホント強かったと思います。

 

僕が何か欲しいといえば買ってくれたし、姉は短大まで、僕は大学まで卒業させてもらいましたからね。

 

で、僕はというと、大学卒業後、社会人として勤めた後、「お金もちになりたい!」との昔からの夢をかなえるために、インターネットビジネスで開業して間もないころに、母親の莫大な借金を知ることになったのです。

 

 

差し押さえの人が訪れる

 

僕はインターネットビジネスで1人で起業していたので、従業員とか事務所が必要なわけでもなかったので、実家の2階にある自分の部屋で働いていました。

 

そんなある日、ピンポーンと家のチャイムが鳴ったので、普通に出ていくと、スーツを着た禿げたおじさんがいました。「何かの営業かな?」と思ったのですが、よくよく聞いていると裁判所の人でこの家を差し押さえるとのこと…。

 

はぁ???

 

この禿げたおじさんはいきなり何を言い出すんだ!と思ったのですが、何でも母親が地元の地方銀行に700万円ほどの借金をしており、その返済ができていない状態がつづき、その地方銀行が差し押さえを請求してきたという訳です。

 

それまで、母親が借金をしていたこと自体、全く知らなかったので、どういうことなのかよく分かりませんでした。

 

とりあえずこのままではヤバイと思い、急いで母親のところに行き問い詰めたのです。

 

すると、銀行からは開業資金として借り入れたお金だとのこと。。自分がやっているお店も不景気のせいで全くな状態とのこと。

 

しかも、その銀行からの借金だけでなく、一般的な消費者金融からの借金もあるようでした。カードローンをいっぱい作って、そのカードローンを利用して返済するという、完璧自転車操業の状態です。

 

とりあえず実家の差し押さえだけは免れたいと思い、銀行と話すると80万円をとりあえず支払えば差し押さえはやめてもらえるとのことだったので、僕が支払いました。
どうしてこんな大きな金額を支払えたかというと、幸いにも起業したインターネットビジネスが、最初からうまくいき150万円ぐらいの余裕資金はあったのです。

 

ただ、最初の半年間ぐらいで大きく売り上げが伸びたのですが、一気に売り上げが落ちて実家じゃないと生活できない状況まで落ちたのと同じ時期に、この借金が発覚し、銀行に80万円支払ったので、残りは70万円ぐらい。

 

しかも、インターネットビジネスからの売り上げはあまり望めない状況です。

 

 

母親の複数カードローンでの借金

 

母親は銀行からの借り入れだけでなく、複数のカードローンでの借金もありました。タチが悪いのが、家族の名前でカードローンを作って利用していたということです。
どういうことかというと、姉はその頃、地元だと結構有名な大手企業に勤めており、銀行とかの付き合いからか、クレジットカードを数枚作っていました。ただ、付き合いで作っただけで、別に必要なかったので、そのクレジットカードを母親に預けていたという訳です。

 

それなりに大手企業で女性にしては給料もあったので、キャッシング枠もそれなりに付帯されているようでした。

 

そのクレジットカードを母親が困った時にちょっとずつ使っていき、数枚のクレジットカードのキャッシング枠をすべて使い切り、総額200万円ぐらいまで使っていたのです・・・。

 

あと、父親名義のカードローンも総額150万円ぐらい。母親本人名義のも150万円ぐらいだったと思います。僕の名義のものはなぜかありませんでした。

 

このカードローンの借金だけでも総額500万円…。どうなってるんだ…。

 

クレジットカードのキャッシング枠の金利って結構高いんですよね。リボ払いといったように一定金額を毎月支払っているので、金利の感覚がなくなってきますが、案外高い金利を取られていることが多いです。

 

返済しては借りて、返済しては借りての繰り返しです。

 

この借金をどうするかですが、姉名義の借金は、姉はもう結婚して嫁いでいるので迷惑をかける訳にはいかないので、必ず返済してしまわなければいけません。父親のカードローンも利息制限法以内なので、返済しないといけないでしょう。

 

母親の借金に関しては、昔の消費者金融で借りていたものなので、利息も高いときだったので、過払い請求すれば、返済しないでよくなるどころかちょっとでも返ってくるようなので、過払い請求することにしました。

 

なんだかんだで、結局400万円ぐらいはカードローンでの借金が残ります。

 

 

闇金融・高利貸しからも借金

 

母親の借金の中で一番厄介だったのが、闇金融というか高利貸しの人からの借金でした。

 

その内容は、400万円もの高額な金額を借りて、利子として毎月20万円支払うという内容です。メチャクチャな金額ですよね・・・。しかも相手はちょっと厄介な人・・・。

 

この利子を送れたりもしながら、ずっと払い続けていたというのがある意味凄いなと思いました。こんな状況に置かれながらぼくたち家族にはお金に困ったそぶりも見せないなんて…。

 

これはもう弁護士に相談して介入してもらうしかないなと思い、弁護士に相談しに行きました。この弁護士費用がまた高い・・・。でも、そんなことは言ってられない・・・。

 

で、弁護士に相談していたのですが、一番ネックなのは、利子を支払うときに手渡しで支払っていたのですが、この時に領収書的なものを一切もらっていないということです。形的には、ある意味全く支払っていない状態です。最悪・・・。

 

このことを相手に突っ込まれるかなと思っていたとうり、弁護士が連絡するとそのことを突っ込んできたようです。ただ、支払っているのは事実。とりあえず争ってもらうしかありません。

 

弁護士が介入しているのだから、母親に連絡してきたりしてはいけないはずなのですが、何度か電話があったみたいです。弁護士にとるなと言われていたので取らなかったようです。

 

が、母親に連絡付かなかったからか、実家に電話してきて、父親が電話に出ると、脅してきたとのこと。。弁護士に電話しても、怒鳴ってくるとのこと。。

 

こういう、闇金融・高利貸しといった人からは絶対に借りてはいけませんね。もともと多少知り合いだったとしても、お金が絡むと全く違う状況になってしまいます。

 

この件に関しては、いまだ争い中です。

 

 

母親の借金返済

 

とりあえず、闇金融・高利貸しからの400万円に関しては係争中ですので、支払いはストップしています。って言うかもう支払わなくてもいいと僕は思っています。総額で言えばかなり返済してきていますからね。

 

ただ、姉名義と父名義のカードローン400万円ぐらいと、銀行への残り600万円ちょっとの、総額1,000万円はちゃんと支払っていかなければなりません。その他、なぜか太陽光発電の設備とかも2年ぐらい前につけていたので、その返済もあります。

 

その他も細かいものを含めれば結構あります・・・。

 

はっきりした数字は覚えていませんが、毎月の支払額だけでなんだかんだで40万円近かったと思います。これはキツイ…。

 

母親は自分でやっていた仕事も辞めてしまい、借金返済のために2つのアルバイトを掛け持ちしはじめました。両方とも掃除のアルバイトです。

 

1つは朝9時〜16時、もう一つは17時から夜中の1時までとかなりハードな内容です。しかも肉体労働ですからね。60歳の体にはかなりきついはずです。

 

この2つのアルバイトを掛け持ちしても月に20万円程度。

 

 

僕が今のインターネットビジネスをやめて、昼サラリーマンとして働き、夜はコンビニでバイトしても、僕が住んでいる田舎だと月に30万円にもならないと思います。

 

二人合わせて50万円。

 

ローンの返済を考えると生活費は家族で10万円。

 

僕か母親のどちらかが体を壊したら終了…。

 

こんなことをしていたのではいけない。

 

僕がインターネットビジネスで大きな金額を稼ぐことが出来れば問題は一つもない!

 

今まで母親が文句ひとつ言わず僕たちのために働いて、ここまで育ててくれたので、ここからは僕がどうにかしないといけない!と決心して、インターネットビジネスを本気で取り組んで、借金を返済してしまうことを決めました!

 

母親の借金が発覚した時には、「何やってんだよ!」ってかなり腹立ちましたが、よくよく考えると、結局僕たちを育てていくために借金したものですからね。僕たちが起こる理由がありません。

 

これからは、僕が母親を守る番です。

 

 

インターネットビジネスの成功

 

母親の借金を返済するために、それまで以上に必死でインターネットビジネスに取り組みました。本当に、寝る間も惜しんで仕事しているという状態だったと思います。

 

頑張って稼ぐといっても、そんなに時間的にも余裕がありませんでしたからね。早いうちに稼げないと、家族の生活が成り立たなくなります。

 

今まで、25年間生きてきて、最高に頑張ったと自分でもいえる状況でした。

 

そんな甲斐もあってか、3か月を超えるあたりには、月に100万円もの利益を出すことに成功したのです。ある意味自分でも目を疑いました・・・。

 

でも、この利益のおかげで、今家族はみんな幸せに暮らしています。母親は仕事の量をちょっと減らして楽しく仕事していますし、姉のところに子供が生まれたので、孫の相手をするのがすごくうれしそうです。

 

この時インターネットビジネスがうまくいかなければどうなっていたんだろう?と結構怖くなりますね。僕にインターネットビジネスを教えてくれた、諸先輩方にはホント感謝しきれません。

 

こんな経験もあって、僕はお金を借りることに関する仕事もやっていくことになっていったという感じです。